この記事で解決できること
離乳食の準備をしてるんですけど、すり鉢っていりますか?
「いらない」という意見をネットで見ました。


結論、個人的には離乳食にすり鉢はあった方がいいと思います。
全ママに必ず必要とはいえませんが、私は何かとすり鉢を重宝していました。
すり鉢は離乳食用の食材を滑らかにすりつぶせる一方で、収納スペースや調理の手間を考えると「本当に必要?」と悩むママも多いでしょう。
そこで本記事では、すり鉢の必要性や代用品、選び方のポイント、おすすめ商品をまとめました。
また、購入がおすすめの人の特徴も考えたので、自分にはすり鉢の購入が向いているのかそうでないのかの判断材料の一つになると思います◎
ぜひ最後まで読んでくださいね。

世間のママたちはすり鉢を使ってるか調査

世間のママたちは、離乳食づくりにすり鉢を使っているのか調査しました。
調べてみると、
の3パターンの方がいることがわかったので、それぞれの意見をまとめました。
ブレンダー押しママの意見
ブレンダー押しのママたちの意見を、Xから3つ紹介します。

ブレンダーやベビーフードが早くて便利!という声が多くありました。
すり鉢押しママの意見
次に、すり鉢押しの方の意見もXから3つ紹介します。

初期にはすり鉢があればOK、ブレンダーは離乳食以外で使わないからいらないという意見がありました。
離乳食を手づくりするなら必須という意見も!
ブレンダー×すり鉢を使い分けるママの意見
最後に、ブレンダー×すり鉢がいいという方の意見を3つ紹介です。

ブレンダーとすり鉢を掛け合わせて、いいとこどりするのが理想かもしれませんね。
例えば、量をつくりたいときや朝の忙しい時間はブレンダー、少量つくるときやお昼寝中に作業したいときはすり鉢と使い分けできるとよさそうです。
予算や収納を考慮するなら、まずはすり鉢から始めて、必要性を感じたらブレンダーを検討するのもおすすめです。
離乳食にすり鉢が必要だと思う理由
離乳食初期(生後5-6ヵ月)は、たった1さじからスタートします。
少しずつ量は増えますが、ブレンダーだと かくはんできないくらいの量しかいらない時期もあります。
そんな時、すり鉢があれば手軽に調理できて便利です。
確かに、離乳食の本を初めて見て、その少なさに驚きました。

また、大人の食事をつくる過程で少し取り分ける時も、すり鉢があると重宝します。
離乳食中期になったときも、赤ちゃんの成長に合わせて食材の固さや粒の大きさを調整しやすいので、扱いやすいです。

ただし、食べる量が増えてくるとすり鉢よりブレンダーやミキサーが使いやすいと思うので、すり鉢があれば他のものがいらないとは言えません。
すり鉢のメリット・デメリット
すり鉢のメリット
- 取り出しやすく片付けやすい
- 場所をとらない
- 成長に合わせて粒感を調整できる
- どこでも静かに使える
すり鉢のデメリット
- 手作業で面倒臭い
- 量が多くなると地獄の作業に
- 繊維のある食材や硬い食材には不向き
すり鉢の1番のメリットは手軽さです。
すり鉢は使いたいときにすぐに取り出せて、少量の離乳食づくりに適しています。
特に初期の離乳食では、赤ちゃんが食べる量が少ないため、すり鉢での調理が無駄なく効率的です。
なお、赤ちゃんの成長に合わせて食感を調整できる点も魅力です。

ブレンダーやミキサーと違ってコンセントのある場所を選ぶ必要もなく、赤ちゃんがお昼寝中でも静かに調理できます。
一方、デメリットもあります。
すり鉢での調理は手作業なので、特に量が増えてくると時間と労力がかかります。
離乳食の量が増える中期以降や、つくり置きをする場合には効率が悪くなるでしょう。
また、食材によっては均一になめらかにするのが難しく、繊維のある食材や硬い食材の処理には向きません。
ブレンダーやミキサー、裏ごし器など、他の調理器具も併用するのがよいでしょう。
「ミキサーvsブレンダー」離乳食にはどっちが?徹底比較とおすすめ紹介
すり鉢を離乳食づくりに使う方法

すり鉢…正直使ったことないし、離乳食には具体的にどのように使うのですか?


すり鉢って、離乳食づくりに便利なんですよ。
大きく4つに分けて紹介しますね。
- 野菜や果物をすりつぶす
- 魚をすりつぶす
- おかゆをすりつぶす
- ゴマをすりつぶす
まず基本的な使い方としては、茹でた野菜や果物をすりつぶして滑らかなペースト状にできます。
にんじんやかぼちゃなどの固めの野菜も、すり鉢を使って丁寧にすりつぶすと赤ちゃんが食べやすい舌触りになります。
また、10倍がゆをつくる際は、少しずつお湯を加えながらすりつぶすことで、なめらかなおかゆできあがります。

少し硬かったな…というときも、すりつぶしてしまえば何とかなるのも個人的にGOODポイントです。
さらに離乳食後期以降になると、ごまをすりつぶして香り高い手づくりすりごまをつくることもできます。
やっぱりすり鉢使うのって、結構面倒くさそう。
上手にできるかな?


離乳食初期の少量ならきっと大丈夫!
不安だったら、食べる量やストックをつくり置きしたくなった時にブレンダーやミキサーを書い足すと便利ですよ♪
離乳食にブレンダーはいつまで使う?月齢別の使い方やいらない派の意見
離乳食づくりに適したすり鉢の代用品

すり鉢がない場合、以下の代用品でしのげる場合もあります。
- ボウル+フォーク
- 袋やラップ+瓶
- 裏ごし器
- ブレンダー
- ベビーフード
一つずつ確認しましょう。
ボウル+フォーク
一番手軽なすり鉢の代用品は、、ボウルとフォークの組み合わせです。
やわらかく茹でた野菜や果物なら、フォークで簡単につぶせるため、少量の離乳食づくりに最適です。
袋やラップ+瓶
ジッパー付き保存袋やラップに包んで、上から便でこするのも一つの方法です。
作業の際は、袋が破れないように注意してください。
裏ごし器
裏ごし器を通せば、食材を滑らかに整えられます。
ただし、網目が非常に細かいものや、量が多いと作業に手こずるかもしれません。
ブレンダー
ブレンダーを使えば、一気に均一でなめらかな状態をつくれます。
力もいらず時短になるので、ある程度まとめてつくり置くようになったら重宝するアイテムです。
ただし、少量すぎるとうまくかくはんできない場合もあるので注意が必要です。
ベビーフード
忙しい日やママのHP不足の日は、市販のベビーフードを上手に取り入れるのもよいでしょう◎
ベビーフードはきれいにすりつぶし・裏ごし処理されており、添加物も最小限に抑えられているものが多いので安心して利用できます。
アレルギー表示もされているので、自分で調べなくても選びやすいです◎
特に下処理が手間な食材はベビーフードを活用すれば、調理時間を大幅に短縮でき、気軽にさまざまな味を赤ちゃんに試せます。
自分で時間かけて処理したのに食べてくれなかったら…やってられませんもんね。


ベビーフードなら、万が一捨てることになってもママの体力・精神ダメージは少ないです◎笑
ママの空いた時間は、ぜひ自分のために使ってくださいね♡
離乳食初期におすすめのベビーフードはこちらで紹介しています。
離乳食づくりにすり鉢の購入がおすすめな人

すり鉢は全ママに必要というわけではありませんが、あると便利な調理グッズです。
離乳食づくりに、すり鉢の購入がおすすめな人の特徴を以下にまとめました。
- 離乳食をできるだけ手作りしたい
- フォークではなめらかにできない
- ブレンダーやミキサーなど電動調理器具を持っていない
- 赤ちゃん専用の調理器具を用意したい
市販のベビーフードに頼るのではなく、自分で食材を選んで調理したい方には、すり鉢があると便利です。
すり鉢なら、成長過程に合わせて微妙な食感の調整もしやすくなります。
スプーンやフォークでなめらかなにならないなと思ったら、すり鉢を使えばいいですね。

また、すり鉢の代用品になる電動の調理器具を持っていない家庭では、すり鉢が頼もしい味方になるでしょう。
さらに、赤ちゃん専用の調理器具を用意したい方なら離乳食調理セットが合うかもしれません。
すり鉢以外に裏ごし器など、離乳食づくりに必要な道具が1つにそろいます。

逆に、ブレンダーなどを持っている方やベビーフードを頼る予定の方には、すり鉢の購入をおすすめしません。
まずは様子を見て、もし必要だと思ったら買い足す程度でよいでしょう◎
離乳食で使うすり鉢を選ぶポイント5つ

離乳食づくりに適したすり鉢を選ぶ際には、以下の5つのポイントに注目して選びましょう。
- 大きさ
- 電子レンジ対応
- 食洗器対応
- すべり止めの有無
- デザイン性
大きさ
離乳食で使うすり鉢の大きさは、直径10cm前後の小ぶりなものが扱いやすく、保管もしやすいです。
離乳食初期は少量ずつくることが多いため、赤ちゃんが一度に食べる量を考慮すると、大きすぎるすり鉢はむしろ不便に感じることがあります。
また、すっているうちに広がっていってしまうので、すり鉢から小皿へ回収するのも手間です。

一方で、大人の料理にも活用したい場合には、少し大きめを選ぶと使い道の幅が広まります。
家族分の白和えやとろろ、ポテトサラダ、栗きんとんをつくるときにも便利です。
電子レンジ対応
電子レンジ対応のすり鉢なら、食材をチンして加熱したら、そのまますりつぶせて便利です。
鍋を使わないので洗い物も少なく済みますし、短時間で調理できます。
食洗器対応
食洗器対応のすり鉢を選べば、手入れも楽に済みます。
食材によっても洗いやすさは異なりますが、基本的には使ったらすぐ洗うのがベストです。

汚れが落ちにくい場合は、水を張って少し洗剤を入れておくと汚れを落としやすいです◎
すべり止めの有無
すり鉢を使って食材をすりつぶす際、力を入れるとすり鉢自体がすべってしまうことがあります。
底にすべり止めが付いたすり鉢なら、安定感があって使いやすいです。
もしすべり止めがないタイプなら、濡らした台ふきを敷いたりシリコン製のすべり止めマットを敷いておけば、すべり止め替わりになります。
デザイン性
すり鉢のデザインも、家庭によって価値観はさまざまです。
離乳食期が終わった後も使えるか、という考えひとつにしても
- シンプルなものやお皿っぽく見えるものを選ぶ
- かわいいお皿として、調理のモチベが上がるかわいいデザインを選ぶ
と、好みがあると思います。

シンプルなすり鉢を選ぶもよし、キャラ物のかわいいものを選ぶのもよしです◎
自分が心地よく使えるものを選びましょう。
離乳食づくりにおすすめのすり鉢3選
すり鉢とすりこぎがセットの商品と、電子レンジと食洗器に対応した商品を各3つずつ紹介します。
クリックで該当箇所にジャンプ
すり鉢とすりこぎがセットの3品
電子レンジや食洗器対応の3品
離乳食で使うすり鉢に関するQ&A4つ
離乳食で使うすり鉢に関する、よくある質問をまとめました。
詳細を見ていきましょう。
①すり鉢があれば裏ごし器はいらない?
すり鉢と裏ごし器は役割が少し異なるため、一概にどちらかだけでOKとは言えません。
すり鉢は食材をつぶす・すりつぶす機能に優れていますが、完全なペースト状にすることや繊維のあるものをきれいにすりつぶすのは難しいです。
理想的には両方あると便利ですが、家にある調理器具で代用することも可能なので一度手持ちの道具をチェックしてみてください。
離乳食作りに裏ごし器はいらない?代用品や楽に乗り切る方法を紹介
②すり鉢があればブレンダーやミキサーはいらない?
離乳食を終えてからもブレンダーやミキサーを使うなら、すり鉢はいらないかもしれません。
ただし、ブレンダーは少量だとかくはんしにくい場合もあるため、離乳食初期に1~2食分をつくるならすり鉢があると便利です。
③すり鉢はいつまで使いますか
離乳食中期(生後7~8ヵ月)から徐々に使わなくなります。
赤ちゃんの成長過程に合わせてあげてください。
④すり鉢は100均にありますか
各100円ショップに取り扱いがあります。
100円ショップ | 取り扱い有無 |
---|---|
ダイソー | 小さいサイズ(100円)と大きいサイズ(300円)があります。 昔はすり鉢とすりこぎがセットのものがありましたが、今は別々で売られています。 |
セリア | 取り扱いがありますが、現在販売されているかは調べきれませんでした。 (今度セリア見てきますね!2025.5) |
CanDo | ミニすり鉢とすりこぎのセットがあります。(100円) |
離乳食づくりにすり鉢はあると便利!でも全員に必須ではないアイテム
今回は、離乳食づくりにすり鉢はいらないのか?という疑問についてまとめました。

私個人的には、離乳食づくりにおいてすり鉢はあってよかったアイテムです!
離乳食づくりにすり鉢がいらないかは、手持ちの調理グッズや育児スタイルによって異なります。
すり鉢は手軽に少量の食材をすりつぶせる利点がありますが、洗い物の手間や作業の労力がかかるというデメリットも。
ブレンダーや裏ごし器などの代用品も充実しているので、どれか一つに決めず状況に応じて使い分けるのが理想的です。
すり鉢は主に離乳食初期から中期に活躍しますが、離乳食以外に大人の料理にも活用できますよ。
私はまず100均を見に行ってみようかな。
使いやすそうなら、アマゾンでもポチるかも!

離乳食づくりは赤ちゃんの成長を実感できる、愛しい時間です。
でも、手作りにこだわりたい日もあれば、忙しくて嫌になる日もあると思います。
上手にベビーフードにも頼りながら、完璧を目指さず、自分と赤ちゃんのペースで楽しみながら過ごしてくださいね♪
離乳食づくりに心折れかけている方は、こちらの記事も読んでみてください。
離乳食めんどくさい!と白目をむく日々を少しでも楽にするアイディア7選
離乳食をあげる時間に悩んだら、こちらの記事も参考になると思います。
離乳食あげる時間バラバラでもOK!同じ時間にあげる理由や対処法まとめ
離乳食期の赤ちゃんと外食するときは、こちらを参考にしてみてくださいね。
それでは、明日も笑顔で過ごせますように☆彡
最後までお読みくださり、ありがとうございました。