この記事で解決できること
ついに離乳食のスタート時期がきました。
なるべく手づくりしてあげたいと思うけれど、正直面倒臭いです。
今はとにかく眠いし、台所に立つ時間は短い方が助かります。
子どもから目は離せないし、ゆっくり台所に立つのは物理的にも精神的にもキツいですよね。
私も同じ思いで、大人の分と一緒につくったりストックを作ったりして乗り越えてきました。
この記事では、家にある「炊飯器と湯のみだけ」でつくれる10倍粥のレシピや、気になる疑問点をまとめました。
面倒くさがりでも、これならできそう!と思える内容を詰め込んでいます。
離乳食は作ってあげたいけれど、簡単に済ませたい!というあなたは、ぜひ最後まで読んでくださいね。
10倍粥とは?
米:水=1:10 の割合で炊いたもの
例えば、米10gなら、水は10倍にした100ccですね。
基本の分量を覚えておけば、7倍粥、5倍粥へと進んでからも困らないですよ。
水の量を変えるだけで、離乳食期間ずっと役立ちます◎
10倍粥を作る方法3つ
10倍粥のつくり方は大きく分けて3種類です。
それぞれのメリット・デメリットについてまとめました。
方法 | ツール | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
米から炊く | 鍋 or 炊飯器 | 鍋 :甘みが強い 炊飯器:手間が少ない | 裏ごしが面倒 |
炊いたご飯でつくる | 鍋 or レンジ | レンジ:短時間で作れる | 裏ごしが面倒 |
米粉でつくる | 鍋 or レンジ | 短時間で作れる、裏ごしの必要なし | 常備していない家庭もある |
米を鍋からコトコト煮ると、甘みが強くなります。
また、炊飯器を使う場合は10倍粥だけを多めに炊くことも、大人用の米と一緒に少量を炊くこともできます。
私のように、とにかく手間が少ない方がいい方は炊飯器を使うのがおすすめです。
大人のごはんを炊くついでに…という気持ちでできて、心の負担が少なかったですよ。
炊飯器と湯のみを使った10倍粥のレシピ
ここでは、どこのご家庭にもある炊飯器と湯のみで、10倍粥をつくるレシピをご紹介します。
湯のみって、炊飯器に入れて割れたりしませんか?
湯のみは耐熱なので割れませんよ
湯のみじゃなくても、少し深さのある耐熱容器ならなんでもOKです!
それでは、レシピを見ていきましょう。
材料
- 米 小さじ1(5g)
- 水 50cc
- 湯のみ
- うらごし器(今回は湯のみを使用)
炊飯器と湯飲みを使い、大人用とあかちゃん用の10倍粥を同時に作ります。
step
1大人用の米に、小さじ1の米を加えて洗う
大人のごはんは少なめに炊きましょう。
うちは5合炊きの釜で、最大4合までと決めて炊いていました。
step
2小さじ1の米を湯のみに移す
step
3大人用の米は既定の量の水を入れ、湯呑には50ccの水を入れる
step
4ごはんの上に湯のみを置き、釜にセットする
※30分ほどおいてから炊飯した方がやわらかくなる
step
5通常の炊飯モードで炊く
炊いたら湯のみのまわりにお米がいっぱい付いちゃいました。
取るの面倒臭いし、もったいないです…。
炊き上がったら湯のみは早めに取り出しましょう。
湯のみにお米が付きにくいですよ。
アルミで蓋をしておけば、炊飯器から出しても蒸せれます◎
離乳食初期は、必ずうらごししましょう。
step
1湯のみのご飯をうらごし器でこす
step
2湯のみの水分を足して好みの硬さにして完成☆
参考:レシピサイトNadia
その他の10倍粥のつくり方
炊いたごはんでつくる方法と、米粉からつくる方法もご紹介します。
知っておくと、意外と重宝しますよ。
炊いたご飯で作る
【材料】
ごはん :小さじ1(5g)
水 :30~35g
湯さまし:適量
※沸騰した湯をさました水のこと
【作り方】
① 大きめの耐熱容器にごはんと水を入れほぐす
② ふんわりとラップをかける
③ 500wで4分→ラップをつけたまま5分蒸らす
④ 全体を混ぜて、再度ラップをつけ5分蒸らす
【うらごし】
① すりばちや裏ごし器、ブレンダーでなめらかにする
② 湯さましを少しずつ加え、好みの硬さにする
参考:クラシル
米粉から作る
【材料】
米粉:小さじ1(5g)
水 :大さじ2(30g)
【作り方】
① 耐熱容器に米粉と水を入れて混ぜる
② ふんわりとラップかける
③ 600wで1分 ※途中様子を見ながら混ぜること
いろいろと方法があるのね。
思ってたより簡単にできそうです。
10倍粥の保存方法2つ
あかちゃんに食べさせる量は、ほんの1匙から。
多めに作って保存しておけば、忙しい毎日が楽になりますよ。
常温保存はできません。
細菌の発生しにくい、冷蔵保存か冷凍保存をしましょう。
1. 冷蔵保存
冷蔵保存:翌日中
冷蔵で保存する場合は、翌日中に食べ切るようにしましょう。
基本的に日持ちしないので、ストックをつくりたい場合は冷凍保存しましょう。
2. 冷凍保存
冷凍保存:1週間
うらごしし終わったものを、蓋つきの製氷機で1回分ずつ小分けにし冷凍します。
凍ったら、ジッパー付き保存袋へ移しましょう。※空気はなるべく抜きましょう
面倒臭いから大量に作っておこうとしたのに、1週間分までなのね。
大丈夫!
面倒臭がりの私ですが、1週間分のストックでかなり楽になりましたよ!
離乳食を作るママの声
初めての離乳食づくりは、不安なことが多いですよね。
世間のママたちの様子を見てみましょう。
10倍粥レシピ通り分量なはず
— かな?R5.5 (@mayhappyb) October 10, 2023
こんなお米少ないの???あってる??
米50mlってぎゅっとした米50mlまでだった?
ちいかわ pic.twitter.com/6GuhhednQ7
離乳食3日目
— 紅-Beni-☺︎長男?+DD??ママ (@Be23625) October 4, 2023
・10倍粥(小さじ2)/BF
(和光堂 米がゆ)#離乳食 pic.twitter.com/22sufvZqFB
首をひねって、ベビーフードに頼って…と、みんなそれぞれ試行錯誤して進めています。
最初はみんなわからないのよね。
私もがんばろう!
10倍粥のQ&A7つ
10倍粥に関するよくある質問をまとめました。
- 10倍粥はいつからいつまで?
- 1回の量はどれくらい?
- おかゆの硬さはどれくらい?
- おかゆの温度はどれくらい?
- ブレンダーやミキサーは要る?
- 解凍した10倍粥は再冷凍できる?
- おかゆのベビーフードはある?
詳細を見ていきましょう。
1. 10倍粥はいつからいつまで?
時期 | おかゆの硬さ |
---|---|
5~6カ月頃 (離乳食初期) | 10倍粥 |
7~8カ月頃 (離乳食中期) | 7倍粥 |
9~11カ月頃 (離乳食後期) | 5倍粥~3倍粥 |
1歳~1歳半頃(離乳食完了期) | 軟飯 |
離乳食は生後5~6カ月頃からスタートします。
10倍粥は、約1か月食べさせます。
あかちゃんの様子を見ながら、少しずつ普通のご飯へ近づけていきます。
2. 1回の量はどれくらい?
初日は、あかちゃん用のスプーンで1さじです。
2日目から7日目は2さじずつと、あかちゃんの様子を見て徐々に量を増やします。
3. おかゆの硬さはどれくらい?
最初は、ヨールグトやポタージュくらいのイメージです。
4. おかゆの温度はどれくらい?
ミルクと同じくらいです。
5. ブレンダーやミキサーは要る?
ブレンダーやミキサーはあると便利ですよ◎
私は少量の時は茶こし、食事量が増えた時期のストックづくりはミキサーを使っていました。
お粥のこしし方は、茶こしや味噌汁用のこし器、ザル、すりこぎ、ブレンダー、ミキサー、なんでもOKです。
ただし、お粥をミキサーにかける場合は、量が少ないと扱いにくいので注意してくださいね。
私は家にあったミキサーを使っていましたが、買うならブレンダーが良いと思います。
少量でも作業しやすい点が良いと思います。
6. 解凍した10倍粥を再冷凍してもいい?
再冷凍はできません。
雑菌が発生しやすいためです。
7. おかゆのベビーフードはある?
あります。
少量しか食べない時期、おでかけ時、ママが何もしたくないときは重宝しますよ。
【まとめ】離乳食の基本10倍粥は炊飯器と湯のみでサッと作れた
今回は、家にある「炊飯器と湯飲みだけ」で作れる10倍粥のレシピや、疑問についてまとめました。
10倍粥の作り方と、それぞれのメリット・デメリットはこちらです。
方法 | ツール | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
米から炊く | 鍋 or 炊飯器 | 鍋 :甘みが強い 炊飯器:手間が少ない | 裏ごしが面倒 |
炊いたご飯でつくる | 鍋 or レンジ | レンジ:短時間で作れる | 裏ごしが面倒 |
米粉でつくる | 鍋 or レンジ | 短時間で作れる、裏ごしの必要なし | 常備していない家庭もある |
レシピをおさらいしましょう
食べる量が増えてきたら、ストックしておくのがおすすめです。
保存方法は冷蔵保存か、冷凍保存。
冷蔵なら翌日中、冷凍なら1週間以内に食べ切りましょう。
毎日の育児で寝不足クタクタ。
さらに離乳食作りは手間がかかるし、食べてくれるかもわからない。
それでも、あかちゃんがミルク以外のものを口にしていく様子は、見ていてほほえましく、リアクションがいちいち可愛いですよ♡
離乳食作りは、少しでも楽をして乗り切ってくださいね。
離乳食グッズを安く揃えたい方は、こちらの記事も参考になると思います。
【ほぼ100均】離乳食グッズ11点を1歳を過ぎた今振り返る❘メリット・デメリットも紹介
それでは、明日も笑顔で過ごせますように☆彡
最後までお読みくださり、ありがとうございました。